入院棟にいた動物を紹介(いろいろいてまとまらないので…)
うるさいの テリア系雑種(?)雄。おそらく中年。おじさん。かまってもらえないと「あおーん」と遠吠えし、それがかなり頻繁。うるさいので仮名は「うるさい」。入院棟でケージに入っておらず、ずっといるらしいがこれといって投薬もされず、されるのはシャンプーくらい。後ろ脚が悪い。実は人見知りでかまってやろうといきなり手を出すと噛もうとする。
半身まひチワワ 他の犬に噛まれて背骨を骨折し半身まひのチワワ。雄。若く見えるが実は7歳。麻痺しているので背中を処置されても痛くないはずだが毎回悲痛な叫び声をあげる
仔犬 わずか1か月の子犬。たれ耳で白と茶色の雑種。何があったのかよくわからないが後ろ脚に少し後遺症があるものの全然自力で立てるし歩ける。おとなしい。退院できる状態だが飼い主が引き取りに来ないらしい。
脱走ハスキー 大きいのでケージに入らず、別室。ドアを鼻でこじ開ける方法を会得し、すぐに脱走しては大部屋に現れる。太っていて、そのせいなのか、術後傷口がぱっくり。傷口の消毒では毎回叫ぶが終わると忘れる。病院食とお散歩で少しやせた。
膵炎ポメ 大きめのポメラニアン。3歳くらいにみえるが実は8歳。膵炎の投薬のために入院。
クレイジーキャット 8か月くらいの猫。たぶんアメリカンショートヘア。事故で膀胱と尿管の境目が切れたらしく、尿管を膣につなげて処置している。もちろん本人(猫)はそんなことは理解せず…次第に元気になり包帯が取れるころには包帯の取りかえでもないのに大暴れするようになる。先生の手を3回もひっかいたことからクレイジーキャットが共通の呼び名となる。見た目はかわいい盛り。
おばさんビーグル
子宮蓄膿症だか膣脱だかで手術したビーグル。結構な歳でしかも重く、その上凶暴である。包帯を替えるだけで怒り狂い、唸り声をあげ、噛もうとする。正直可愛くない。抜糸後、ご機嫌で退院。
耳 耳にドレープのあるたれ耳系雑種の犬。大型でおとなしめ。基本元気。
ブルドッグ フレンチではない大型のブルドッグ。骨肉腫で左前脚を断脚。重いが歩けないのでケージに戻すのが大変。痛いのかよく鳴いていて哀れである。
茶色のミックス1 大型で薄茶色の雑種。愛想がとても良い。後ろ脚が不自由で引きずって歩く。尻尾でケージの壁にぶつけて音をたてたり吠えたりとうるさい。
茶色のミックス2 大型の雑種。事故。当初元気がなかったが、突如快方に向かう。1と違っておとなしい。面会が来た。