さて、一週間ほど更新が途絶えておりました。おいおいなんとかします。
先週の土日はパタヤに行き、内科実習を5日こなし、今週の土日はホアヒンでだらだらと過ごしておりました。
今日は一応内科の続きなのですが、CCUという救急の部屋のコースになりました。
といっても手術や救命をやるのではなく、救急で運ばれたり入院が必要だったりする手術後の手当なのであまり緊迫した感じはありませんでした。
むしろ内科の問診よりものんびりと包帯を取り替えたりしていました。オーナーさんが近くにいないためか、保定など手伝うことが多少ありました。
何匹か紹介しておきます。だいたいどれもやることは同じなので、、
まずは暴れ犬のビーグル、雌。卵巣の嚢腫と膣のなにか。ガーゼの貼り替えでうなるうなる。
チワワ、若いの、性別、忘れた。先週急患ではこばれた大型犬にかまれて背骨がぼっきり折れたやつ。このまえはわからなかったけど半身まひみたいになってる。フンはできるけど尿が自力でできないんだそう。でもこの前より元気そう。
猫。7か月。雌。事故で膀胱と尿道をつなぐところが切れたらしい。手術して今は膣に流すことで尿はできるようになったらしい。ちゅーるをあげさせてもらった。
何匹も面倒は見ていたけれど、だいたいどれも採血をしたり包帯を替えたりと同じことで、11時ごろには一段落してしまい、お昼になりました。CCUとOPD(先週までの内科)で弁当を重複して注文されたりジュースを頼んだけどお昼と一緒に来なかったりいろいろありましたが、お昼。ちょっと辛い春雨スープでした。
午後は先週と同じく内科へ。症例をいくつか紹介。
1.フレンチブルドッグ、雄。2歳11か月。
口の中にmassがあり、大きくなっているらしい。手術するか決めるために今度CTを取りたいが、顔の短い犬なので麻酔のリスクも考えないとならないらしい。
2.ポメラニアン、5歳11か月、雄。
10歳くらいの男の子とおばあちゃんが連れてきた。男の子がずっともふもふしているので触らせてもらった。
高窒素血症や黄疸などがあり、レプトスピラらしい。レプトスピラは日本にはあまりない細菌の感染症で腎臓とかにダメージがあってタイとか熱帯には多いらしい。犬は治ってからも尿から排菌して人間にもうつる。
もふもふしちゃったんだけど。あと少年もずっともふもふしてるんだけど…
抗生剤で治すらしい。
3.雑種(シーズーが入っていそう。中型。)10歳10か月。雄。
心雑音と咳。心臓の先生なのでエコーを取る。咳はステロイドで改善しているらしい。エコーの結果、咳が出るほど心不全は重症ではないということになり、咳は感染として治すことになった。
4.猫。9か月。雌。
沈鬱やら腹部膨満やらで来院。あと吐いた。リンパ腫を疑うも陰性。Felv(猫白血病ウイルス)陽性。だけどFelvは全部が発症するわけではないらしいしどうなんだろう。とりあえず食べないからどうしようという感じ。また来そう。
5.犬。品種不明。年齢不明。性別不明(カルテ確認できず)
背骨のあたりに白い影があり、腫瘍。いわゆる骨肉腫ってやつだと思う。あまりできることはない、といって飼い主への告知を始めたが、タイ語でお通夜だったので退散。
これで実習終了。
それから昼寝して買い出し。立ちっぱなしのためか実習から帰ると疲れて昼寝してしまうことが多い。
夕食はやきそばにした。あとお菓子を買った。
肉は自転車でなんとか行けるスーパーで買えることが分かったのでティッシュを箱買いしてブドウを買って春雨を買った。
部屋に帰ってトランプとボードゲーム。2日間欠席したせいで負けがこむ。
実習は折り返しを過ぎてしまったけれどまだまだ続く。